チーズにワイン入れました 函館酪農公社がテスト販売

2012/12/31
 函館酪農公社(函館市中野町、柴田満雄社長)は、はこだてわいん(七飯町)と共同でワイン入りのチーズを開発した。試行錯誤を繰り返してできた自信作。現在は正式販売に向けたテスト販売をしている最中で、函館酪農公社では「はこだてわいんの看板商品とのコラボレーションでおいしいチーズができた」とアピールしている。

 開発したのは同社の金子岳夫LABO室長。「発酵食品同士、相性は良いのでなんとしかて商品化したかった」と話す。今年夏にチーズにワインを入れ、仕込みを開始。じっくりと発酵させ、年末年始時期に合わせて完成させた。

 使用しているのは「ナイアガラしばれづくり」。はこだてわいんの人気商品で赤と白の2種類を作った。ワインは、芳醇でフルーティーな味が特徴。チーズに入れることで、そのまま豊かな香りを楽しむことができる。

 正式販売に向けて品質をアップさせるため、購入者にハガキを手渡し、アンケートを実施しているが、これまでのところ反応は上々だという。金子室長は「ワインはもちろん、紅茶にも合う。ぜひ一度食べてほしい」と話している。

 90グラム600円。函館空港で7日まで開かれている「道南物産展」でのみ販売している。

提供:函館新聞社

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