いじめや自殺防止策探る…フォーラム

update 2012/12/17 09:56


 いじめや自殺などについて考えるフォーラムが16日、道教育大の各キャンパスで開かれ、教職員ら約200人が参加した。このうち函館校には約50人が集まり、専門家や学校教職員の提言に耳を傾けた。

 同大の専門家らで構成する「いのちを大切にする教育の推進」プロジェクトチームの活動の一つ。各キャンパスを遠隔授業システムで結んで開かれた。

 札幌校の福井雅英教授は大津市(滋賀県)や札幌などで自殺した問題について触れ、保護者が探偵社にいじめの調査依頼を持ちかける事例の急増について説明。「子ども同士の結びつきを太くするためにも、さまざまな日常生活の問題を学級みんなで受けとめ、模索する。安心できる居場所作りを」と呼び掛けた。

 旭川校の川島大輔准教授は自殺予防教育を提言し、釧路市立青陵中の新井真人教諭は「言葉によるいじめをなくすため、言われてうれしい言葉を見たり、言われたり、言った出来事を紙に書いて、それを昼の放送で紹介している」とし、いじめを未然に防ぐための「いじめをしない させない 許さない(ISSY)運動」や地域交流合唱祭について説明した。

提供 - 函館新聞社


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