園児ら飾り付けに夢中…Xマスツリー発祥の地に2本設置

update 2012/11/23 10:13


 今から154年前、国内で初めてクリスマスツリーが設置されたと伝えられる函館市大町の函館元町ホテル(遠藤浩司社長)前に22日、高さ約5メートルのディスプレーとトドマツ2本が設置された。「はこだてクリスマスファンタジー」の「市民ツリー」の一環として街並みを照らすとともに、来年夏まで、記念の地のシンボルとして飾られる。

 この場所は、初代駐日ロシア領事ゴシケビッチの日記などから、1858(安政5)年に、国内で初めてツリーが立てられたと推察される。函館の森林の再生と活用を考える会(木村マサ子代表)が昨年からツリーなどを設置している。

 今年は11月に七飯町の吉野山で間伐された約2bのトドマツ2本と、果樹園用の防鳥網を使ったツリー型の飾りを組み合わせたディスプレーを形づくった。

 設置作業には木村さんや遠藤さんのほか、駒止保育園(天野洋子園長)の年長14人も参加。子どもたちは願い事を書いた札や、タコ漁用の浮きを利用したアクセサリーなどを木に飾り付けていった。加我希和(ノア)ちゃん(6つ)は「かっこいいツリーができてうれしい。家族で見にきたい」と喜んでいた。 木村さんは「函館がクリスマスツリーの発祥の地であることをアピールできるよう、多くの人たちに見てもらいたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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