清尚学院の平田さん全国へ 調理技術コン道予選

update 2011/12/7 10:19


 札幌市で11月26日に開かれた「全調協 第27回調理師養成施設調理技術コンクール全国大会 北海道地区予選大会」(全調協北海道地区協議会主催)で、中国料理部門に挑戦した函館市の清尚学院高校3年、平田聡さん(18)が1位に選ばれ、来年2月に東京で開かれる全国大会出場を決めた。平田さんは「全国に向けてこれからの練習を頑張りたい」と意気込んでいる。

 同大会は調理師養成施設を対象に学校で習得した調理技術を競い合う。日本、西洋、中国の3部門にわかれ、それぞれ地区大会では規定課題、全国大会では食材が決められ、レシピは自由。今回の中国料理部門の課題は、タケノコとピーマンの細切りと30センチメートルの薄焼き卵の3つで、基本的な技術が問われた。

 大会当日は、制限時間30分で3つの課題を仕上げなければならず、設備の違いや火力が弱かったことに戸惑いを感じたという。「緊張したが、自分の力は精いっぱいに発揮できた。全国に決まった時はまさかという気持ちで、涙が出てきた」と振り返る。

 平田さんは30センチのフライパンを持ち帰り、家や放課後の時間を使い、毎日練習を積み重ねてきた。指導を担当した鈴木恵子教諭は「一生懸命に練習してきた成果が実った。全国大会出場は就職前の良い経験にもなる。がんばってほしい」と話す。

 同校から全国大会出場は初めてで、「後輩の目標の一つにもつながる。がんばってほしい」とエールを送る。

提供 - 函館新聞社


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