コンサドーレJ1昇格 道南も歓喜

update 2011/12/4 10:11


 「最高のゲーム」「J1効果で観客増が期待できる」―。コンサドーレ札幌が3日、4年ぶりのJ1復帰を決め、函館でも関係者から喜びの声が聞かれた。今季、道南で初めてコンサドーレのダンスドリルチーム「コンサドールズ」のメンバーとなった函館出身の藤島沙希恵さん(19)も早速、来季への抱負を語った。

 J1昇格によって、函館でも競技の振興・発展に寄せる期待は大きい。函館サッカー協会の永沼秀興会長(70)は「昇格は喜ばしい。函館でもファン、選手ともさまざまな年齢層で拡大され、選手の底辺拡大になると思う」。田中和久副会長(65)は「北海道の子どもたちの夢を育むためにも、来季J1での頑張りが大切。道内唯一のJチームなのでJ1に定着してほしい」と話す。

 年1回の函館開催試合では、J1では特にアウエーサポーターが多くなるため、観光を含めた来函者が増えることが期待される。函館市千代台公園陸上競技場ではこれまで、J2で8試合の平均入場者は6063人、J1は3試合(2008年はナビスコ杯)で同1万1571人と大きな差がある。

 コンサドーレ札幌函館地区後援会長の佐古一夫函館市議(64)は「まずは選手、石崎信弘監督、サポーターにお祝いを言いたい。J1は試合会場の観客座席数に規定があるので(2011年は1万5000以上)、函館で試合を見ることができ、市民のサッカーレベルが向上できるよう、千代台陸上競技場の席数増を目指したい」と支援を話した。

 また、この日、4万人近いサポーターの中でパフォーマンスを披露した藤島さんは、「試合に勝った時は感動で涙が出た。1年間大変だったが、楽しく踊れた。来季はJ1のチームをサポートできるよう、(コンサドールズに)チャレンジしたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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