とろろ昆布製造最盛

update 2011/12/17 11:47


 函館産のガゴメコンブを使ったとろろ昆布作りが、函館市の加工場でピークを迎えている。同市川汲町の製造加工業「かまだ商店」(鎌田博之社長)の工場では連日、スタッフが袋詰め作業などに追われている。

 1975年創業の同社は一貫して地元のガゴメコンブにこだわり、きざみ昆布やおぼろ昆布も手掛ける。とろろ昆布は同社主力商品の中でも特に需要が多く、年間を通して受注先である関東や関西を中心に出荷している。

 原料のガゴメコンブは水を混ぜた醸造酢に漬け、じっくり寝かせてうま味を引き出す。昆布の表面の汚れを除去した後、約60`の塊に圧縮。これを機械4台で薄くスライスし、スタッフが約2cに仕上げたものを束ねて計量する。1日に約400キロ分を袋詰めしているという。

 同社の営業担当、田渕亜樹さんは「余計な調味料は使わず、素材と製法にこだわった自慢の一品をぜひ食べてほしい」と話している。

 函館市内では、土産屋や一部スーパーで取り扱っている。

提供 - 函館新聞社


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