新ご当地グルメ開発で「江差にしん丼」試食会

update 2011/11/30 10:19


 【江差】江差の歴史にゆかりが深い、ニシンを使った新しいご当地グルメ≠フ開発に向けて、町地域雇用創造協議会は29日、町内の飲食店が考案した「江差にしん丼(仮称)」の試食会を開いた。

 協議会のグルメ開発小委員会に参加する、町役場、桧山振興局、飲食店、消費者代表など約20人が出席。町内のレストラン、中華料理店、そば店が考案した3種類の「にしん丼」を食べ比べて、分量や味付けなどを評価した。いずれも、ニシンの甘露煮やカズノコを中心に仕上げた。

 小委員会は「にしん丼」の共通条件として@ニシンと地場産のコメを使うA農村部に伝わる米菓のこうれんと、町内に工場があるマイタケを使った汁物をサイドメニューとする―を掲げ、味付けや盛り付けの方法は、各店舗の創意工夫によるとしている。

 参加者からは「丼と汁物のマッチングに工夫を」「ニシンの味付けはとてもよい」などの意見が出た。小委員会では、他の飲食店などにも参加を呼び掛け、複数の店舗で多彩な「にしん丼」を楽しむことができる体制づくりを目指すほか、江差名物の「にしんそば」などとタイアップしながら、新たなご当地グルメとして売り込みを進める。江差の歴史や文化とかかわりが深いニシンを前面に押し出すことで、観光振興にもつなげる狙いもある。

 年度内にも提供可能な店舗を固め、観光事業者などを対象にした試食会を通じて、町内外へのPRを図る方針だ。

提供 - 函館新聞社


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