道南 放射線量異常なし

update 2011/3/16 10:07


 道原子力安全対策課によると、東京電力の福島第1原子力発電所で発生した放射線漏れ事故で、道などが北電泊原発(後志管内泊村)の周辺に設置している、すべての放射線の観測点では、これまでのところ測定データに異常はないという。同課は、渡島・桧山両管内の住民にも、冷静な対応を呼び掛けている。

 同課によると、泊原発周辺には、道や北電が設置した22カ所の観測点があり、放射線量の自動測定を24時間体制で実施している。いずれも地震発生前と変わらない数値を示しているほか、泊原発は、大地震の影響はなく、正常運転を継続しているという。道が管理するモニタリング車両などの出動予定はないという。

 また、文部科学省が、道立衛生研究所(札幌)の構内に設置している観測点でも15日正午現在、観測データに異常は認められず、環境省が道北の利尻島と、青森県の竜飛崎に設置した観測点でも、放射線量の上昇はないという。

 同課は「情報収集体制を強化しながら、観測データに変化がないか注視したい」としている。道原子力環境センター(後志管内共和町)は、泊原発周辺で測定している放射線のデータをインターネット上で公開している。ホームページアドレスは http://www.pref.hokkaido.jp/soumu/sm-gensc/

提供 - 函館新聞社


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