新青森駅前で道南の魅力発信

update 2010/12/5 14:49


 【青森】新幹線開業に沸く新青森駅前では4日早朝から、特設テント内での産直市イベント「うまし たのし 青森正直市」が開幕し、会場は大勢の市民や観光客らでにぎわった。5年後の函館延伸を見据え、道南からも海産物やスイーツなどの食品業者らが出店。ステージでは西尾正範函館市長やイカール星人が積極的に道南の魅力を売り込んだ。

 【青森】新幹線開業に沸く新青森駅前では4日早朝から、特設テント内での産直市イベント「うまし たのし 青森正直市」が開幕し、会場は大勢の市民や観光客らでにぎわった。5年後の函館延伸を見据え、道南からも海産物やスイーツなどの食品業者らが出店。ステージでは西尾正範函館市長やイカール星人が積極的に道南の魅力を売り込んだ。

 青森正直市には青森県内を中心に26社・団体が出店。このうち道南からは海産物加工の「食彩工房」(上ノ国町)、菓子販売の「函館スイーツアンテナショップ」(函館市)、「函館バスラーメン」(同)の3社・団体がブースを設け、各店自慢の商品は来場者の注目を集めていた。

 食彩工房では、サケトバやホッケのみりん干しなどを天井からつり下げて陳列。物珍しさもあって試食後にまとめ買いする客の姿も多く、佐藤武人代表は「青森の食文化は函館に近い感覚で、初日から手応えを感じる。今回は商売よりも道南の隠れた逸品を広くPRする好機にしたい」と意気込んでいた。

 函館スイーツも函館市内・近郊の8社の和洋菓子23種を販売し、試食して品定めする客の姿が目立った。来場した青森市石江の主婦(60)は「函館はおいしいものが豊富で、青森よりも見どころも多い。青函の行き来が増えれば両方のまちとも活気づくはず」と話していた。

 一方、ステージでは西尾市長が祝福とPRのため登壇し、「5年後の北海道新幹線開業で青函にはもっと交流や喜びが生まれるはず。北海道と東北が一緒になって北の日本を元気にしよう」とあいさつ。鹿内博青森市長も「新幹線開業で札幌と仙台の間の青函は合わせて140万人の生活圏、文化圏になる。新幹線でつながって一緒に頑張ろう」と協力関係を強調した。

 このほか、ミスはこだてやイカール星人が正直市の来場客に函館特産のスルメイカやコンブと観光PR冊子400セットを無料配布。ミスはこだての小川舞子さんは「函館への関心の高さや予想以上に興味を持ってくれていることに驚いた。新幹線でより近くなった函館へ多くの人に足を運んでもらいたい」と話した。

提供 - 函館新聞社


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