棒二森屋で「大京都まつり」

update 2010/9/16 14:46


 京都の老舗の逸品を集めた物産展「第33回おいでやす大京都まつり」が15日、棒二森屋本館7階催事場で始まった。京都・先斗(ぽんと)町から来函した芸妓(げいこ)の市笑さんと舞妓(まいこ)の市楽さんの舞台もあり、催事に花を添えた。

 京都府物産協会などの主催で、今年は京都にある工芸品19社と食品41社が出店。初登場の布小物店「一布や」では京都産の織物柄の巾着付きバッグが人気を集めたほか、食品では弁当や総菜、和菓子などを会場で実演販売する店も多く、職人の手さばきを見入る人だかりができていた。

 初日は芸妓と舞妓の2人が会場内の特設舞台で京の踊りを計3回披露。空き時間にはあでやかな着物姿で会場を練り歩き、京都の魅力をPRしていた。市内の女性は「函館にいながら京都に旅行しにきた気分」と笑顔だった。

 会場では20日まで、函館の各流派による日替わりの茶席が設けられているほか、19日には会場で3150円以上購入した人を対象に京都の物産などが当たる抽選会もある。 物産展は21日まで。午前10時―午後7時(最終日は午後6時まで)。問い合わせは同店TEL0138・26・1211。

提供 - 函館新聞社


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