来月8日にフードフェスタ 最終回は道南食材でコース料理

update 2010/9/8 10:39


 道南食材を使った料理で地域の魅力をPRする「第5回はこだてフードフェスタ」(実行委主催)が10月8日、五島軒本店(函館市末広町4)で開かれる。2006年から毎年続いた「食の祭典」も今回が最終回で、今月23日には森町で家族連れらで参加できるプレイベントも企画している。

 同フェスタは地産地消や道南食材の知名度アップを目的に、道中小企業家同友会函館支部が中心となって企画。道南の農業者や食品製造業者、流通業者らでつくる実行委が2006年から5カ年計画で函館・近郊で開催し、昨年の第4回は初めて東京にも進出した。

 今回は函館短大付設調理師専門学校の下野茂校長らが考案したメニューを五島軒の佐々木政則総料理長がフランス料理のフルコースに仕立てる。函館近海の魚介類を使った前菜や、地元産のジャガイモのクリームスープをはじめ、八雲町熊石産のアワビの蒸し煮、道南産牛肉のポワレなど地元食材をふんだんに使ったメニューが並ぶ。

 食事前には函館で飲み歩きイベント「バル街」を企画したレストラン・バスクのオーナーシェフ深谷宏治さんのトークショーも。このほか、生産者や野菜ソムリエなど有識者4人の食に関する講演や、地場の農産品や加工品の直売コーナーもあり、入場無料で一般公開される。

 今月23日には、森町のグリーンピア大沼(赤井川)をメーン会場に、駒ケ岳の登山や収穫体験、大沼の水質調査の3コースに分かれた体験イベントも企画。地元産のカボチャを使ったアイスクリーム作りや地元産の肉や野菜、魚介類のバーベキューもセットで付く。

 小島節弥副実行委員長は「道南の豊富な食材の付加価値を高め、地域活性化につなげようと始まった試みも今回が集大成。多くの人に道南の食の魅力を知ってもらい、ブランド力向上につなげたい」とPR。「今後も形を変えて道南食材の底上げにつながるような取り組みは続けたい」としている。

 フードフェスタはトークショーと食事代込みで一人1万円。プレイベントは食事付きで参加費2500円(小学生未満無料)。申し込み、問い合わせは同支部TEL0138・51・8800。

提供 - 函館新聞社


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