江差追分全国大会きょう開幕、優雅な踊りで前夜祭彩る

update 2009/9/18 10:19

 【江差】18日に開幕する第47回江差追分全国大会(江差追分会など主催)を控え、17日夜、江差町のいにしえ街道では「江差追分踊り行進」が行われ、女性ばかり約30人の踊り手が優雅な踊りで、大会前夜の熱気に沸く江差のマチを彩った。

 全国大会の“前夜祭”として、町民有志でつくる「江差追分を応援する町おこしの会」(桑名秀雄会長)が主催し、2007年にスタートした。アイヌ民族の衣装に身を包み、船のかいを手にした女性たちは、全国大会歴代優勝者による生の歌声に合わせ、町会所会館から姥神大神宮まで行進。船乗りの動きや、空を飛び交うカモメの姿をモチーフにした踊りを披露した。沿道で見守る観客は「江差追分にぴったりの美しい踊りですね」と、女性たちのあでやかな姿に魅了されていた。

 町文化会館(茂尻町71)で開かれる全国大会は、一般・熟年・少年の3大会で構成。国内外から408人が出場する。18、19の両日は予選会。20日は少年大会に続いて、熟年・一般大会の決選会を行う。決選会の順位発表は午後7時ごろ。それぞれの優勝者が感激の歌声を披露する。

 大会アトラクションとして、19日午後8時半からは、昨年の全国大会優勝者と、全国の江差追分会支部による発表、20日同5時半からは、特別アトラクションとして「歴世の奥義・江差うたの源流とその魅力」をテーマに、江差追分のルーツとされる各地の民謡を披露する。

 決選会の入場券付きプログラムは前売り2000円、当日2300円。問い合わせは大会本部TEL0139・52・6105または江差追分会事務局同52・5555へ。大会当日はインターネット中継(http://www.hakodate.or.jp/oiwake/)も予定している。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです