函大生ら清掃活動、”クマの餌”予想以上に

update 2009/9/17 10:05

 函館市高丘町から見晴町に抜ける市道で16日、クマによる事故防止と環境美化を目的とした清掃活動「スマイル・クリーン・ウオーク運動」が行われた。付近に野球場を持つ函館大学(溝田春夫学長)野球部員70人を中心に高丘町会(武下秀雄会長)や市関係者ら約80人が参加。地域一丸で集めたごみはごみ袋70袋以上となり、関係者は「これだけの量は予想以上。不法投棄はやめてほしい」と訴えている。

 市や同町会などによると、8月18日、高丘町住宅街に近い草むらでクマの出没情報があった。これを受け、現場付近に注意を呼び掛ける看板を設けたり、同町会でも車両でのパトロールを強化。野球場に通う同部員も日ごろの感謝を込めて参加した。

 参加者はグループを作り、道路上や現在舗装工事中の道路左右の茂みに放置されているごみを火ばさみを使って回収した。中でも、空き缶が1カ所に数百個も投棄されているところでは、同部員が「誰がこんなひどいことを」「許せない」と憤りの表情を見せていた。

 同部3年の永沼幸樹主将(20)は「普段はあまり気にならなかったが、意識して見るとごみだらけで驚かされた。この活動を通じ、日常でもごみが目に付いたら拾いたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社




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