道警函本と函館地区ハイヤー協会が協定

update 2009/9/17 10:04

 道警函館方面本部(木下外晴本部長)は16日、函館地区ハイヤー協会(鍵谷良一会長)と街頭での事件発生時などに迅速な通報、情報提供協力に関する協定を結んだ。加盟42社のタクシー1177台のうち、15社の計508台に「ドライブレコーダー」が搭載されており、「走る防犯カメラ」として地域の安全向上に期待がかかる。

 「ドライブ―」は本来、衝撃を受けて作動し、事故発生時の映像を前後計30秒間記録する装置で、ルームミラーにカメラが設置されている。ひったくりや路上強盗などの犯罪を目撃した場合、運転手が手動で作動させることもできるため、記録した映像を証拠として警察に提出する。

 締結式で木下本部長は「犯罪を起こさせない地域づくりにも重要な役割になる」とあいさつ。鍵谷会長は「厳しい経済情勢の中で、犯罪が増えている感じがする。管内の事故や事件が1件でも少なくなるよう協力していきたい」と述べた。

 同様の協定は8月に道警本部と札幌地区ハイヤー協会が締結しているほか、全国では警視庁や岩手県警が協力体制を築いている。

提供 - 函館新聞社




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