ねんりんピックの小学生絵のコンクールで亀田小・足立さん最高賞

update 2009/9/12 15:45

 高齢者の祭典「ねんりんピック北海道・札幌2009」(札幌、5―8日)の一環として行われた「長寿社会・小学生の絵」のコンクールで、函館亀田小学校4年生の足立紗彩さん(10)の作品が、最高賞に当たる厚生労働大臣賞に輝いた。「世界一やさしいおばあちゃん」と題し、大好きな祖母のほほ笑む姿を描いた絵で、最高賞に選ばれたのは道南でただ1人。足立さんは「受賞した感覚がまだない」と驚き、うれしさをかみしめている。

 このコンクールは「おじいちゃん、おばあちゃん」をテーマに全国の小学生から絵と作文を募集。絵の部の応募総数は2121点で、東京芸術大教授ら審査員による審査の結果、入賞の60点が決まった。

 同校4年生は総合的な学習の時間に「応募の達人」と銘打ち、さまざまなコンクールに挑戦する取り組みを行っている。足立さんは担任の上山佳彦教諭(40)からこのコンクールを紹介され、「絵を描くのが好き」と参加することにした。

 4つ切りサイズの画用紙に描かれた作品は、顔を少し傾け、笑みを浮かべる祖母の柔らかい表情が印象的。青い水玉模様の服にカラフルなスカーフを巻き、優しげな祖母の普段の様子を丁寧に描いた。写真を参考に水彩絵の具で色付けをして仕上げたといい、「細かいしわが大変だったけど、いつもの髪型に似せて描けた」と振り返る。

 モデルとなった祖母も函館市内に住んでおり、「いろいろな料理を作ってくれたり、お風呂に連れていってくれて優しい。大好き」と足立さん。「今度はおじいちゃんも描きたい」と話している。

提供 - 函館新聞社




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