函館市のパソコン 違法ソフト241本を確認…消去し1000万円で購入へ

update 2009/9/11 09:33

 函館市職員が業務で使用しているパソコン1463台の中に、違法コピーをしたソフトが241本あったことが市の調査で分かった。市はソフトウエア会社に謝罪し、9月末までに違法コピーを消去し、約1000万円をかけて正規のソフト使用権を購入し、適切な管理をしていく。

 10日の市議会一般質問で、福島恭二氏(民主・市民ネット)の質問に小柏忠久理事が答えた。

 違法コピーされていたのはプレゼンテーション(発表)とデータベースに関する機能が入ったCDロムで、昨年10月にソフト会社からの依頼を受けて市が調査したところ、今年6月までに違法コピー241本が確認された。市情報システム課によると、正規ソフトのCDロムがあれば暗唱番号を打ち込むことで複数のパソコンに組み入れることができる。

 該当するソフトの使用書は1本4万5000円で、各部局の予算であらためて購入する。損害賠償の責任について小柏理事は「非をおわびし、ソフトウエア会社から正規に使用権を購入することで理解を得ている」と述べた。

 違法コピーに対する認識について、西尾正範市長は「他の自治体でも同じような事例が報道されているが、著作権の個々の認識が薄かった。今後はこうしたことがないよう、適正な管理に努めたい」と答えた。

提供 - 函館新聞社




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