「ふっくりんこ」を全国ブランドへ、札幌で産地サミット

update 2009/9/8 11:29

 道南で生まれ育ち、北海道米の高級絵品種として親しまれている「ふっくりんこ」の産地サミットが7日、札幌市内のホテルで開かれ、「ゆめぴりか」「おぼろづき」を加えた「北の美食米3品種」として全国展開するため、厳しい栽培・生産・出荷基準の下で、品質維持・供給していくことを広く宣言する「産地サミット協定」を締結。産地サミット公認マークも発表した。

 函館育ちふっくりんこ蔵部の斉藤秀樹部会長、ふっくりんこ産地サミット推進協議会・細川信一会長(JA今金組合長)、JA新はこだて畠山組合長ら発祥の地・道南から多数の生産者が出席して開会。ホクレンの箱石文洋米穀部長が21年産米の販売展開について、前年実績比30%増、約1万5千トン出荷契約数量を見込み、「道産米の道内食率80%」達成を目指していることを説明した。

 斉藤部会長(北斗市)は「おいしいお米を食べてもらおう、の一心で努力してきた」と述べ、新参加のJAたきかわ「ふっくりんこ生産部会」の宮原良一部会長(芦別市)は「道南農家の足でまといにならないよう、品質向上努力を」と約束。JAきたそらち「ぬくもり米生産組合」横井幸一、JAぴんね(新十津川町)「ふっくりんこ生産組合」中川清美の2組合長と計4者と4農協、ホクレン、JA中央会が加わり、協定を締結。「ふっくりんこ」の新たなスタートを切った。

 細川会長によると道南の米作付け面積は「ほしのゆめ」「ななつぼし」「ふっくりんこ」が各3分の1。今年の同部会作付け面積は前年比30%増の4000ヘクタールに達し、堅実な伸びを見せている。

提供 - 函館新聞社




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