ユジノ青少年交流団が函館表敬訪問「美しい街並みに感動」

2010/9/28
 函館市の姉妹都市・ユジノサハリンスク市(ロシア)の青少年交流団が27日、西尾正範函館市長を表敬訪問した。同市の小中学生15人が、学校訪問や観光、ホームステイ先との交流などで感じた函館の印象を西尾市長に伝えた。

 交流団の訪問事業は2001年から始まり毎年実施されていたが、昨年は新型インフルエンザの影響で中止となったため、今回の訪問は2年ぶり。今月22日から、ユジノ市内の学校に通う11〜15歳の児童、生徒15人がホームステイを行いながら、函館市内の中学校への訪問や、ハリストス正教会などの観光施設見学などを行ってきた。

 西尾市長は「ようこそ函館へ。函館で思い出とたくさん友だちを作ってください」とあいさつ。子どもたちを引率するユジノ市職員のシショワ・エレーナさん(33)は、「日本の伝統文化に触れ、子どもたちもホームステイ先と心温まる関係が築けた。両市の関係もより良いものになるでしょう」と応えた。

 子どもたちは市長に対し、「美しい街並みに感動した」「訪問先の中学校で歓迎されてうれしかった」などと感想を述べた。ボチャルニコフ・イリヤ君(13)は「温かい歓迎を受けてうれしい。今年1番の思い出になった」と笑顔を見せていた。一行は28日に離函する。

提供:函館新聞社

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