現状と最新の対処法学ぶ…南北海道認知症フォーラム

update 2009/9/6 16:42

 【七飯】第5回南北海道認知症フォーラム(南北海道グループホーム協議会主催)「TAKE ACTION」が5日、七飯町文化センターで開かれた。約900人が参加。国内の第一人者から認知症医療の現状と最新の対処法などを学んだ。

 講師には認知症介護研究・研修東京名誉センター長の長谷川和夫聖マリアンナ医科大名誉教授、同センター研究部副部長の永田久美子氏、NHKチーフプロデューサーの小宮英美氏と、いずれも認知症研究の第一人者を招いた。

 このうち長谷川氏は「認知症の医療とケア―今とこれから―」と題して、アルツハイマー型認知症のメカニズムと経過、予防法などを分かりやすく説明。認知症ケアのポイントとして「対象相手の内面を大切にし、理解しようとする気持ちが必要。介護のストレスをためないように、一人で抱え込まないことも心がけてほしい」と訴えた。

 また、この日のフォーラムは、日本認知症ケア学界認定認知症ケア専門士の単位認定講座にも認められ、約800人が単位を取得した。

 同協議会(林崎光弘会長)は渡島・桧山管内の事業者の相互連携を目的に2003年に設立。現在は64事業所が所属し、毎年1回、大規模なフォーラムを開催している。また今回は第2回北海道グループホーム大会との共催となった。

提供 - 函館新聞社




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