函館Aチーム 史上初3連覇 道シニアチームボウリング選手権

update 2010/9/20 12:11

 滝川市で12日に開かれたボウリングの第33回北海道シニアチーム選手権大会(道ボウリング連盟主催)で、函館Aチームが総累計得点8100点の大会新記録マークし、史上初の3連覇を果たした。大会は50歳以上が対象で、3人1チームの団体戦。会心の勝利を果たしたメンバーは「優勝を狙い、達成できたことが何よりもうれしい」と、喜んでいる。

 函館Aチームは盛長秀夫さん(53)、高橋俊幸さん(53)、笹森武雄さん(66)。盛長さん、高橋さんがシニアクラス入りした2008年にチームを組んだ。昨年、2連覇を果たした時点で、3連覇を狙っていたという。

 仕事をしているため、練習は休日に限られていたが、「短時間で1投に集中して取り組んだ」と高橋さん。ホームグラウンドのスターボウル(昭和4)でそれぞれ技量を磨いてきた。

 大会では、3人とも予選、決勝を通じてハイスコアをマーク。予選の第1ゲームで盛長さんがパーフェクトの300点をマークし、チームを勢いづかせた。

 高橋さん、笹森さんも安定したスコアで続き、予選の3シリーズを計6100点で通過。上位6チームで争った決勝(3ゲーム)も合計2000点を獲得し、2位に約650点の大差をつける計8100点をマーク。昨年優勝した時のスコアを634点上回る大会新記録で、さらにチームハイゲーム(1ゲームの最高得点)、チームハイシリーズ(シリーズの最高得点)も獲得し、優勝に花を添えた。

 チームキャプテンの笹森さんは「3人ともロースコアを出さなかったのが大きい。最後まで集中力を切らさずプレーできた」と勝因を語る。

 次は4連覇が懸かる。「狙っていきます」と3人はきっぱり答えた。

提供 - 函館新聞社




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