道の駅あっさぶで水産物直販フェア

update 2010/8/29 09:32

 【厚沢部】ひやま漁協(乙部町、市山亮悦組合長)が主催する「水産物直販フェア―活かせ!桧山のキラめく食材」が28日、道の駅あっさぶ(厚沢部町緑町)で開かれた。大勢の住民や観光客が、桧山沿岸で水揚げされたスルメイカやウニなどの新鮮な海の幸を買い求めていた。

 イベントは桧山振興局との共催。農業地帯として知られる厚沢部町を舞台に、新鮮な水産物をPRしながら、漁業者と消費者の結び付きを強めていこうと初めて開かれた。

 大漁旗を掲げた会場は、午前10時のスタートから、新鮮な海産物を求める大勢の住民が詰め掛けた。道の駅あっさぶは、農産物の直売でも人気を集めている。絶好の行楽日和だった同日は、函館をはじめ各地から大勢の観光客が訪れ、水揚げされたばかりのイカ、ウニ、ホタテが飛ぶように売れ、漁協の在庫を急きょ追加するほどの勢いだった。

 フェアに協力した、厚沢部町河川資源保護振興会(高橋満繁会長)は、道南有数の清流・厚沢部川で育ったアユやヤマメの塩焼きを販売。炭火で焼き上げた香ばしい塩焼きは観光客に大好評だった。

 今回のフェアを企画した桧山振興局地域政策課は「漁協や地元の皆さんの協力で初めてのイベントは大成功。同じ桧山の町でも、隣町の特産品にはなじみが薄く、イベントを通じて、地場産品の地産地消を進めたい」とする。9月には上ノ国町の「道の駅もんじゅ」でも、同様のイベントを計画しているという。

提供 - 函館新聞社




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