国際交流夏のつどいスピーチコン、留学生が日本語で熱弁

update 2010/8/29 09:31

 いつかまた来ます―。道国際交流センター(HIF、山崎文雄代表理事)主催の「第32回国際交流夏のつどい」が28日、ことしの日程を終えた。最終日は函館国際ホテルで留学生による日本語のスピーチコンテストや親善パーティーを行い、ホストファミリーとの最後のひと時を過ごした。

 ことしの「つどい」は今月15日から開始。中国や台湾、米国など21の国・地域から97人の留学生が訪問し、渡島、桧山、後志管内の15市町村でホームステイしながら小中学校訪問や農作業体験などを行い、日本文化に触れてきた。

 恒例の日本語スピーチコンテストには9人が挑戦。古里のことやホームステイ先での出来事などについて5分間の熱弁をふるった。ヤン・ミナさん(韓国)は「日本のお弁当文化には、思いやりの強い日本人の考え方が表れているのでは」と、食文化の違いについてスピーチし、最優秀賞に輝いた。

 親善パーティーでは留学生たちが歌や踊りを披露して盛り上げ、ホストファミリーと写真を撮ったり抱き合うなどして別れを惜しんだ。ドイツ出身で、函館市でホームステイをしたシュビンコースキ・ペトラさんは「ホストファミリーと一緒に住んだことは特別な経験。着物を着たり、座禅を組んだりしたことも面白かった。終わってしまうのが寂しい」と話し、函館で過ごした思い出を振り返っていた。

提供 - 函館新聞社




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