函館市戦没者追悼式、献花しめい福祈る

 2009年度函館市戦没者追悼式が18日、市総合福祉センター(若松町)の多目的ホールで開かれた。遺族ら約300人が参列し、献花などで戦没者のめい福を祈った。

 同追悼式は平和への誓いを新たにする目的で市が主催。地元関係の戦没者(日露戦争―太平洋戦争)は旧函館市が4797人、旧4町村で609人の計5406人。

 追悼式では西尾正範市長が「悲惨な戦争を風化させずに次の世代に語り継ぎ、惨禍が二度と起きないよう力を尽くす」と式辞を述べた。市遺族代表として森玲子さんが追悼の辞を述べた。父親がサイパンで戦死したという森さんは「祖国は等しく平和な世界を享受している。戦争の教訓を生かして平和のために努力します」と戦没者の霊に語り掛けた。

 参列者が祭壇に白菊をささげたほか、水月流賢心朗吟会の湊賢心会長が戦没者に向けて献吟を行った。

update 2009/8/19 10:49

提供 - 函館新聞社


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