知事、全日空との交渉厳しい…丘珠線撤退

 【せたな】高橋はるみ知事は3日、世界同時不況などの影響で経営が悪化している、全日空(ANA)の子会社・エアーニッポンネットワーク(A―net)が、丘珠空港と函館など道内5空港を結ぶ路線を、新千歳空港に集約する問題をめぐり「抵抗しているがANAも厳しい状況にある」と述べ、札幌市や函館市による丘珠線存続をめぐる交渉の先行きは、極めて困難な展開が予想されるとの認識を明らかにした。

 町内で開催した「地域づくり推進会議」の席上、檜山管内7町長に述べた。高橋知事は「ANAは既に経営判断として丘珠撤退を決めていると思う」とし、ANAが丘珠からの撤退に踏み切る可能性が高いとする考えを示した。

 さらに、ANAグループが丘珠を撤退した場合、日本航空(JAL)が51%、道が49%を出資している北海道エアシステム(HAC)についても「ANAの丘珠徹底はHACのありように影響を与える。ANA以上にJALの経営は厳しい状況にある。HACから手を引きたいという話しになるかも知れない」とし、JALがHACの経営から撤退または出資比率を削減する可能性にも言及。その上で「奥尻線を含むHAC航路はしっかり守っていきたいが苦労している」と述べた。HACは函館と丘珠、旭川、釧路、奥尻を結ぶ4路線と、新千歳―釧路、丘珠―釧路の計6路線を運航している。奥尻線は2006年4月、ANA系列のエアーニッポン(東京)と道が共同出資するたエアー北海道(ADK)が解散したことに伴い運行を引き継いだ。

update 2009/8/4 13:01
提供 - 函館新聞社


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