恵山の対抗馬注目…函館市議選

update 2007/2/21 14:21

 函館市議選旧4町村選挙区(各定数1、4月15日告示、同22日投票)に立候補する顔ぶれがほぼ固まった。合併による旧4町村議員の在任特例が終了し、旧4町村市議は現在の45人から4人に激減する。戸井、椴法華、南茅部の各選挙区には現職と新人2―4人が名乗りを上げており、現時点で表明が現職1人だけとなっている恵山選挙区の動向が注目されている。

 今回のみ旧市内と旧4町村に選挙区を設け、定数は旧市内34、旧4町村各1の計38。次回選挙は選挙区を設けず、全函館市で定数34となる。

 市選管によると、昨年12月2日現在の合併4地域の有権者は、戸井3056人、恵山3696人、椴法華1197人、南茅部5772人。

 戸井は現職同士の一騎打ち、椴法華は現職3人に新人1人が挑む。南茅部は、市議会南かやべ議員団が候補者調整した現職と、元町長の飯田満氏や旧町最後の町長となった細井徹氏と町長選を戦った新人が対決する。

 恵山は議員団長を務める現職1人が出馬を表明して事務所開きを終えているが、議員団には「最終的には対抗馬が現れるのでは」との声もある。

 次回選挙は4地域の選挙区がなくなり、仮に前回選挙の結果を参考に当落選ラインを2800票とすると、椴法華地域からの選出はかなり厳しく、残る3地域も乱立すれば共倒れとなる恐れがある。

 このため旧町村市議からは「地域間で候補者調整が必要」「旧市内からも票を取り込める候補を」などの声が聞かれる。また「今回立候補するからには次回も出馬する決意がなければ駄目」との意見もある。

 旧市内では定数34に対し現時点で38人が立候補の意向を表明している。

提供 - 函館新聞社



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