白乙女の納豆 スーパーで試験販売

update 2007/2/18 13:42

 【乙部】乙部町で生産が始まった大粒大豆・大莢白乙女(おおざやしろおとめ)を原料とする納豆の試験販売が17日、乙部町内の食品スーパー「乙部フードセンターブンテン」(館浦490、打越冨貴夫社長)で行われた。

 同店では午前11時すぎ、50グラム入りパック3個入りの納豆98個が店頭に並んだ。パッケージには「乙部町の皆様が作った大莢白乙女を使用した納豆です」とのラベルが張られ、価格が書かれたポップでも「乙部産おおさや白乙女使用」の大きな文字でPRした。

 続々と訪れる買い物客は、興味深そうに手に取り、数パックまとめて買い求める姿も。店頭に並べてから1時間ほどで30個近くが売れるなど、出だしは好調だった。

 試験販売に協力した同店の能代仁・副店長(39)は「だるま食品本舗の協力で、価格を安く設定できたこともあり、なかなか好評です。味を覚えてもらい、評判が広がれば幸い。地場の大豆ということで、アピール力もあり商品化が期待されます」と話していた。

 1センチ近い大粒で、高品質を誇る白乙女の生産は、本年度から町内で始まり、約3トンの生産があった。納豆や豆腐などの原料として販路開拓を模索する町は、函館市の納豆メーカー・だるま食品本舗に依頼して納豆を試験製造。16日には町内の学校給食で提供された。

提供 - 函館新聞社



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