函病で「コンピューター」終日停止

update 2007/2/16 13:17

 市立函館病院(港町1、長谷川正院長)で15日、検査・処方などの情報を診療科などの関連部門へ伝達する「オーダリングシステム」のコンピューターがほぼ終日停止し、外来患者約1200人の診療に影響が生じた。

 同病院によると、故障したのは、診療科の医師らのパソコン端末に患者の情報を伝えるコンピューターシステム。同日午前8時ごろ電源を入れたが稼働せず、同11時ごろに10分程度、一部復旧したが再び停止した。16日までに復旧する見通し。

 この障害で、内視鏡やエックス線検査などの検査結果のデータ分析や送信が不能となり、診察や処方が少なくとも1時間は遅れたという。午前中はデータを手書きして対応したが、時間がかかるため、午後からは患者に予約を変更してもらうなどして対処した。

 同システムは同病院が移転・新築した2000年に導入。昨年6月にも同様の故障で約2時間停止し、一部の患者に影響が出た。同病院はシステム管理を委託している会社を通じ、原因究明を急いでいる。

 同病院は「診療が遅れ、予約変更になるなど、大変申し訳ない」と話している。

提供 - 函館新聞社



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