自然食品店「空Ku(クー)」オープン

2008/8/26
 地元農家から仕入れた朝採りの新鮮野菜をはじめ、自然食品を販売する「空Ku(クー)」(清水敏子代表、函館市梁川町18)が25日、オープンした。20種類以上の無農薬野菜をはじめ、調味料や加工品などを扱う。清水代表(59)は「生産者と消費者のパイプ役として、自然食品の良さをPRしていきたい」と話している。

 6年前、突発的な重度のシックハウス(化学物質過敏症)を患い、自宅から外出できない状況が続いた清水代表が、食を改善をしようと自然食を購入し始めたのが開店のきっかけ。「地元の野菜を使用し、生産者と直接交渉でき、朝採りの野菜を販売できる、この3つの条件を欠かせなかった」と話す。

 商品は、オリジナルの農法で育成する厚沢部町の「清和の丘農園」(山本信頼代表)と、無化学肥料・無農薬・無有機肥料の豆類を生産するせたな町の「かが農園」(加賀政浩代表)から仕入れるほか、自然食品メーカー「オーサワジャパン」(埼玉県)の調味料なども並ぶ。葉もの一枚10円から、ジャガイモ・ニンジン・タマネギのセットは一キロ450円で販売している。

 9月からは自家脱穀をしているかが農園から仕入れた豆類を使って納豆や豆腐、ケーキなども販売。清水代表は「食は命に関わるもの。おいしいだけでなく、体に良いものを食べて健康になりましょう」と話している。営業日は毎週日曜日(31日までは毎日営業)。営業時間は午前10時半から午後4時まで。予約も受け付ける。予約や問い合わせは清水さんTEL090・3774・0003。

提供:函館新聞社

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