中華会館が四川被災地に義援金13万円を寄付

2008/8/17
 4年ぶりに実施した函館中華会館(函館市大町1)の一般公開が16日、終了した。同館を管理する社団法人「函館中華会館」(陳上梅理事長)は同日、入館料の一部と来館者の募金を合わせた約13万円を、中国・四川大地震の義援金として中国駐札幌総領事館に寄付した。

 同館は2005年から休館していたが、ことし5月に起きた同地震の被災者を支援しようと開館を決定。7月5日から期間限定で一般公開し、館内にも募金箱を置いて協力を呼び掛けた。

 この日、同法人の陳理事長が同総領事館の胡勝才総領事に義援金を手渡した。胡総領事は「四川の人たちの励みになる」と礼を述べ、陳理事長に感謝状を贈った。陳理事長も「1日も早い復興を願っています」と述べた。

 同会館は清朝末期の中国式建築物として、国内で唯一現存する建物で、1910(明治43)年に建造された。公開期間中、約4000人が観覧に訪れた。

提供:函館新聞社

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