134段休まず駆け上がる…函館八幡宮神輿渡御

update 2008/8/16 13:24

 函館八幡宮(中島敏幸宮司)の例大祭が14、15の両日開かれた。最終日の15日は大神輿(みこし)が市内の西部地区約7キロを巡行する神輿渡御(とぎょ)、夕方には大神輿が境内に続く134段の石段を一気に駆け上る「石段かけのぼり」が行われた。

 神輿渡御は1986年に結成された神輿を担ぐ会「瑞垣(みずかき)会」(渡辺兼一会長)が中心となり、2年に1度行っている。ことしは市内の男女約200人が3交代で行った。大神輿の重さは約2d。午前11時に御神体を乗せ、函館八幡宮を出発。白丁(はくちょう)姿で80―100人ずつが交代で担ぎ練り歩いた。金森倉庫群、函館朝市では訪れた観光客も「ワッショイ、ワッショイ」と声を掛けていた。

 午後4時15分ごろ巡行が終わり鳥居前に到着。同5時15分になると、御神馬に見立てたドサンコ馬に続き、幼稚園神輿、剣道門下生神輿が元気よく後に続いた。最後にクライマックスの大神輿が掛け声勇ましく、約1分で石段を豪快に駆け抜けた。無事、御神体を運び終えた担ぎ手は拍手で労をねぎらい合った。渡辺会長は「今日は風がなく、蒸し暑い中、皆さん頑張ってくれた」と話していた。

提供 - 函館新聞社



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