サークルKサンクスで市電・函館バス共通乗車券を18日から販売

2008/8/14
 コンビニエンスストア「サークルKサンクス」の函館市内全18店舗は18日から、市電・函館バス共通乗車券の取り扱いを開始する。同社北海道運営部サンクス函館地区の三戸和義統括マネージャーは「時間に関係なく購入できるメリットを前面に打ち出し、来店動機の創出や新規・潜在顧客の発掘につなげていきたい」と意気込んでいる。

 同社は利便性が高く、地域に根ざした店舗づくりを目指して、4月から市電沿線の4店舗で乗車券の販売を試験的に導入。好評を得ていることから、市内一円を巡るバス路線の利用者にも対応できるよう全店で足並みをそろえることになった。

 販売するのは1000円、2000円、3000円、5000円のカード、1000円、2000円の回数券、一日、二日乗車券。各店舗では店内外にPOP広告などを掲示して周知を図る。

 市交通局は「車内でも購入できるが、要望として絶えなかった乗車前に手にしたいという声に応えることができそう」とし、函館バス(寺坂伊佐夫社長)は「燃料価格が高騰しているので、エコの意識を高めてもらい、公共交通機関の良さを見直してほしい」と話している。

提供:函館新聞社

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