成功へ向け団結誓う…案山子物語 顔合わせ会

update 2008/8/11 13:07

 2009年8、9月に浅草公会堂(東京)などでの公演を予定している函館市民ミュージカル「案山子(かかし)物語」(同実行委主催)の顔合わせ会が10日、函館八幡小(函館市八幡町15)で開かれた。出演者やスタッフ約40人が参加し、公演の成功へ向けて団結を誓い合った。

 案山子物語は、函館出身の喜劇俳優、故益田喜頓さん(享年84)の書き下ろし作品で、市民ミュージカルではこれまで函館で2度、札幌で1度上演してきた。今回は、09年が益田さんの生誕100周年であることから、8月23日の函館市民会館での公演に加え、9月21日には益田さんの活躍の中心舞台であった浅草で初めて上演される。

 顔合わせ会には、小学3年生から80代までの出演者28人と、演出を担当するみのゆずるさん(劇団自由飛行館代表)らスタッフが出席。みのさんは「毎回の練習に集中し、そのつどしっかりと内容を覚えていくことを心がけてほしい」とあいさつ。続いて参加者が自己紹介を行い、練習に向けての抱負を語った。

 メンバー中最高齢の市村政隆さん(88)は「益田さんはあこがれの存在だったので思い切って参加を決めた。若いメンバーの足を引っ張らないように頑張りたい」と話していた。

 練習は16日から同小でスタート。毎週土、日曜に基礎的レッスンを重ね、来年1月のオーディションで配役が決まる。なお、同ミュージカルでは8月31日まで出演者の募集を継続している。同実行委では「まだキャストが不足しているので、興味がある人はぜひ参加してほしい」と呼びかけている。問い合わせは函館市民会館「市民ミュージカル係」TEL0138・57・3111。

提供 - 函館新聞社



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