ハートランドフェリー、奥尻便の運賃値上げへ

update 2008/8/9 13:42

 【江差】船舶用燃料の高騰を受けて、江差―奥尻、せたな―奥尻の両航路を運航するハートランドフェリー(本社・札幌、蔦井孝典社長)は7日までに、10月1日以降の旅客・車両航送運賃に、燃料油価格変動調整金(バンカーサーチャージ)を加算することを決めた。調整金制度による運賃改定は2006年1月以来2度目となる。

 両航路では、1等ラウンジ、1等和室・椅子席、2等船室の大人1人(子供半額)の片道旅客運賃に調整金を新たに加算することで200円の値上げとなる。同社は06年に調整金制度を初めて導入。旅客運賃に100円分の調整金を加算している。

 10段階に分かれている車両航送運賃は、江差―奥尻航路は、車両の長さに応じて3メートル未満は460円、最大の12メートル未満では2040円、せたな―奥尻航路でも3メートル未満340円、12メートル未満1440円の値上げとなる。自転車やオートバイの航送料金も両航路で排気量などに応じて120―180円アップする。

 同社江差支店(嶋野貞二支店長)は「燃油価格は急激な上昇を続けている。離島の重要な交通インフラである航路の運営が困難な状況にある」として、燃油価格上昇分を運賃に上乗せすることについて理解を求めている。

 運賃に関する問い合わせは同支店TEL0139・52・1066へ。

提供 - 函館新聞社



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