9日から姥神大神宮渡御祭

update 2008/8/3 12:04

 【江差】道内最古の伝統を誇る「姥神大神宮渡御祭」が9日に開幕する。由緒ある人形や豪華な水引きで飾られた13基の山車(ヤマ)が3日間にわたり町内を練り歩き、北前船時代の栄華が色鮮やかによみがえる。

 宵宮祭の9日は、正午すぎから町内各地の山車が同神宮に赴き「魂入れ」や、山車行列の先頭を決める「先山車定め」の儀式を執り行う。本祭の10日は「下町巡行(したまちじゅんこう)」。正午すぎに、猿田彦命が先導する同神宮のみこし行列に13基の山車が付き従い、いにしえ街道などの旧市街を巡る。同8時ごろには愛宕町商店街に山車が勢ぞろいする。同10時ごろには、燃えさかるたいまつを先頭にみこしを同神宮の拝殿に納める「宿入之儀(しゅくいれのぎ)」も行われる。

 本祭2日目の11日は「上町巡行(うえまちじゅんこう)」。行列は正午すぎから、漁師町の趣が残る旧国道を経て、柏町で折り返す。同9時すぎには、新地町の繁華街に色鮮やかな灯火に彩られた山車が、京都の祇園祭をルーツとするみやびやかな祭ばやしを奏でながら集結。祭りの熱気は最高潮に達する。渡御行列が通過する地域では交通規制が行われる。

 江差観光コンベンション協会(打越東亜夫会長)は、同祭をテーマにしたフォトコンテストを開催する。最優秀賞1、優秀賞2、佳作数点を選び、入賞者には賞状と副賞を贈る。最優秀賞はポスターなどに活用する。応募は9月12日まで。ことしの祭礼を撮影したものが原則。スチール・デジタルいずれもカラープリントのみ。作品裏面に住所、氏名、年齢、職業、撮影場所と日時を記入するか、メモを張り付けて応募する。応募先は〒043・8560、江差町中歌町193の1、江差観光コンベンション協会。問い合わせは協会事務局(TEL0139・52・4815)へ。

提供 - 函館新聞社



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