函水高生が環境教育研修に参加へ

update 2008/8/2 10:48

 函館水産高校(齋藤隆校長、生徒469人)の生徒グループが、アサヒビール(東京)などが主催する「若武者育成塾」の参加対象に選ばれた。高校生向けの環境教育研修で、8月5日から札幌市などで行われる合宿に参加し、地元での環境改善活動にも取り組む。道南からは唯一の参加。メンバーは「この機会にいろいろなことを学びたい」と話している。

 同育成塾は、高校生に環境問題を学び、課題解決力を身に付けてもらうのが狙い。2006年から開講し、本年度は社団法人日本環境教育フォーラム(東京)との共催で行う。北海道から関東甲信越地方までの生徒を対象に募集したところ56グループから応募があり、論文審査の結果、7グループが選ばれた。道内からは同校のほか、岩見沢農業が参加する。

 参加者は、水産食品科3年生の市川加奈世さん(17)、山口満里奈さん(同)、藤井茄奈さん(18)、宮下美咲さん(17)。4人は、課題研究の授業で大沼を研究調査している「大沼水辺環境プロジェクトチーム」のメンバー。指導する我妻雅夫教諭の勧めで応募した。

 合宿は3泊4日。アサヒビール北海道工場(札幌)や再資源化工場を見学し、森林や河川環境調査などを体験した後、環境問題について自分たちにできる解決方法を考える。その後、11月までの3か月間にその解決策を地域で実践し、12月にアサヒビール本社(東京)で活動成果を発表する。。

 グループ代表の市川さんは「他のグループの人ともかかわり、理解を深めたい」と説明。山口さんは「真剣に取り組みたい」、宮下さんは「たくさんのことを学びたい」、藤井さんは「河川汚染の原因を知りたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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