渡島支庁08年度上半期のパスポート発給 大幅減

update 2008/8/2 10:46

 渡島支庁は2008年度上半期(1―6月)の管内一般旅券(パスポート)の発給状況を発表した。新規発給数は2724件で前年同期の3225件に比べ15・5%の大幅減となった。上半期の旅券申請数が前年度を下回ったのは2003年度以来5年ぶり。同支庁では原油高による航空運賃の上昇や、長期的な景気低迷で海外旅行を控える傾向が顕著になっていると見ている。

 種類別内訳では、10年旅券が1608件と前年比15・5%減、5年旅券が1116件と同15・6%減。年代別では20代が518件で全体の19・0%。続いて50代が498件で同18・3%、30代が419件で同15・4%、40代が362件で13・3%、未成年が353件で13・0%、70代が162件で5・9%、80代以上は25件で0・9%。男女別では男性が1331件で全体の48・9%(昨年は47・9%)、女性が1393件で51・1%(同52・1%)と男女差は縮小している。

 市町別では函館市が2059件で全体の75・6%、北斗市が217件で同8・0%、七飯町が145件で同5・3%と3市町で全体の88・9%占めている。

 1985年度以降の上半期の一般旅券発給件数は2000年の5916件をピークに、2001年の米国同時テロや03年のSARS(新型肺炎)騒動などで同年には2256件まで下落したが、その後は順調に回復を続けていた。

提供 - 函館新聞社



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