審査員 真剣な表情…観光土産品試買検査会

update 2008/7/30 10:03

 道南地方で販売されている土産品に不当な表示、包装などがないか調べる本年度の観光土産品試買検査会が29日、函館商工会議所(函館市若松町15)で開かれた。食の安全・安心に消費者の関心が高まる中、全国有数の観光地としての地位を確保しようと、審査員は真剣な表情で商品に見入っていた。

 地元の官公庁や観光団体、土産品店などでつくる「みなみ北海道地区観光土産品公正取引協議会」(西村盛一郎会長)の主催で、今年で37回目。市内や近郊の土産品店で販売されている農水産品30点、菓子類20点を無作為に持ち寄り、審査委員13人が検査に当たった。

 審査基準は観光土産品業界の公正競争規約に基づき、原材料名や消費期限・賞味期限などの「必要表示事項」、容器の底上げや広い縁取りなどの「過大包装の禁止」といった4項目。違反があった場合は、製造メーカーや販売会社に文書による改善指導などを行う。

 審査の結果、必要な表示事項に不備があった農水産品2点、菓子類2点を条件付きで合格としたほか、農水産品のうち2点は消費者への分かりやすさなどを求めたアドバイスを行うことを決めた。

提供 - 函館新聞社



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