基板に「異国への夢」…函館出身の彫刻家・佐藤さん作パブリックアート

update 2007/3/8 12:18

 函館市は6日、市内元町の基坂通にパブリックアートの銅像1基を設置した。函館出身の彫刻家佐藤正和さん(34)=茨城県取手市在住=の作品「異国への夢―With Great Hopes」で、旧イギリス領事館手前に配置した。黒船が来航した幕末の箱館で、少年が遠い異国を夢見て海を望む姿をモチーフにしている。

 佐藤さんは東京芸大大学院美術研究科彫刻専攻修了。普段は石で甲虫の彫刻を作っており、全国を舞台に活躍している。函館への作品配置は初めてで、「故郷のために心を込めて作った。素朴な雰囲気に仕上がっていると思う」と話す。

 作品は台座を含めて高さ165センチで、昨年7月に制作依頼を受けて半年がかりで完成させた。開港都市・函館らしく、船乗り衣装の少年が、海に向かってどこまでも遠くを見つめている。少年の前に配した船のかじにはフクロウが1羽止まり、「知恵と希望、勇気をイメージした」という。

 佐藤さんは「少年や若者たちが夢や希望を抱く姿と、彫刻の少年の姿が重なり合えば」と話している。

 パブリックアートは、都市景観に潤いと安らぎを与える事業。1999年度からの前期5カ年で18基、2005年度からの後期計画ではこれまで7基を設置した。本年度は2基目で、12日には基坂通に3基目の作品が配置される。

提供 - 函館新聞社



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