斬新な作品に驚きと歓声…世界CMフェス

update 2007/3/6 11:49

 世界のCMフェスティバル(実行委主催)が4日、函館市内の金森ホールで開かれた。函館での開催は初めてで、カンヌ広告祭グランプリ作品など、厳選された傑作コマーシャル(CM)など約300本の斬新な映像が流れ、120人を超える来場者からは大きな歓声と拍手がわき起こった。

 同フェスティバルは1981年からフランス・パリで始まった、オールナイトで楽しむイベント「CM食らい放題の夜」の日本版。国内では99年の福岡開催が皮切りで、ことしは全国17カ所で催される。

 CM1本の長さは30秒から1分半ほど。大分県のローカル放送で流された日本製ドレッシングのCMには、名俳優ジャン・レノら豪華な出演者がそろった。全裸でサッカーの試合を行う過激なシーンも。時間の制約がある中で生まれた新発想と高いインパクトを求めた数々に、観客は同フェスティバルおなじみの手のひら形のおもちゃ「パチパチ」を鳴らし、感動を伝えた。

 日本版火付け役でフランス人翻訳家ジャン・クリスチャン・ブーヴィエさん(福岡市在住)のコミカルな解説付きで、3時間の上映時間はあっという間に過ぎた。同市内の宮川竜二さん(29)と妻麻美さん(32)は「日本と違ったスケールの大きさを感じた」と感激した様子。オーストラリアに住んでいたことがあり「オーストラリアのCMももっと見たかった」。

 ブーヴィエさんは「開催は地元函館の協力があったからこそ。来年もやりましょう。できればオールナイトでね」と話していた。

提供 - 函館新聞社



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