渡島・桧山管内でドラッグストア進出相次ぐ

update 2007/3/3 13:36

 函館市内を中心とした渡島・桧山管内で、ドラッグストアの進出が相次いでいる。スーパーマーケットやホームセンターなどが立地する複合商業施設の一角をはじめ、住宅地では郊外にとどまらず、同市西部地区にも出店している。今後も大手各社は店舗数の拡大で顧客獲得にしのぎを削り、競争が一層激化する様相を示している。

 サッポロドラッグストア(札幌)は1998年7月、管内第1号店の「函館富岡店」(同市富岡町1)を開店。その後、1―2年に1店舗のペースで拡大してきた。しかしペースを速め、一昨年には3店舗、昨年は、大野店(北斗市本郷47)や七飯桜町店(七飯町桜町111)、宝来店(函館市宝来町10)など5店舗を新規出店させ、管内では16店舗を構える。

 同社によると、近年の出店ラッシュは「それまでは単独での立地条件が多かったが、スーパーマーケットなどとの共同出店のパターンが増えたため」と説明。4月からの新年度については、「函館を重点地区のひとつにしており、まだまだ出店の余地はある」と強気の姿勢を見せる。

 一方、ツルハホールディングス(札幌)は、1月に開店したばかりの亀田本町店(同市亀田本町39)をはじめ、調剤薬局3店を含む、10店舗を展開。さらに同市千歳町22に建設中の千歳店は、敷地面積約1663平方メートル、店舗面積は約849平方メートルで、4月中のオープンを目指している。

 同社は、今期(2006年5月16日―07年5月15日)に営業エリアである道内、東北、関東で80店舗の新規出店を計画。来期(07年5月16日―08年5月15日)は、100店舗を想定しており、函館地区でも「商圏を見ながら、決めていきたい」と新たな出店の可能性を模索している。

提供 - 函館新聞社



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