札響5年ぶり函館公演

2007/2/10
 札幌交響楽団(札響)の公演が8日、函館市民会館で行われた。札響の函館公演は2002年以来5年ぶり。1000人を超える聴衆が詰めかけ、全曲ブラームスのプログラムを堪能した。

 クラシック音楽を気軽に楽しむ札響の「札響名曲シリーズ」の本年度最後となる公演。ソリストに若手バイオリニスト木嶋真優さんが出演し、さらに読売日本交響楽団正指揮者に就任間もない下野竜也さんが指揮するなど、豪華な顔触れで「バイオリン協奏曲ニ長調」で初幕を飾った。

 2部では「大学祝典序曲」「ハンガリー舞曲第1、3、10番」「悲劇的序曲」を披露。下野さんの躍動感あふれる指揮に合わせ、明るい曲調から悲壮感漂う重苦しい曲までを優雅に奏で、来場者を魅了した。

提供:函館新聞社

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