清尚高校、中国の留学生と食文化交流会

2007/2/9
 清尚学院高校(土家康宏校長、生徒222人)の調理科3年生21人は8日、中国からの留学生5人と食文化交流会を開いた。21人は留学生のアドバイスを受けながらギョーザ作りに挑戦した後、全員で会食。料理を通じ、両国の食文化への理解を深めた。

 同校姉妹校の青島旅游学校などからの留学生で、1―2年間、生活デザイン科に所属し、今春、卒業に当たる修了を迎える。これまで、茶道や華道など日本文化を学んできたが、中国の食文化を「味で記憶に残してほしい」(同校)とギョーザ作りを依頼した。

 留学生を1人ずつ配置して5グループに分かれて調理に当たった。野菜や肉は歯応えを残すようざく切りにし、ニンニクはタレに入れるなど本場の作り方に生徒は興味津々。丸く広がらない皮に悪戦苦闘しながらも留学生との会話を楽しみ、水ギョーザを完成させた。

 福士美香さん(18)は「(調理科の)わたしたちより調理が上手で驚いたけど、楽しかった。教えてもらったギョーザを家でも作ってみたい」と話していた。

提供:函館新聞社

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