シマリスお目覚め…函館山旧登山道

2007/2/8
 函館山の旧登山道コース4合目付近で7日、シマリスが、営巣している石垣のすき間から顔を出し、外の様子をうかがう姿が見られた。

 シマリスは冬、枯れ葉などにくるまって眠るが、2月に入ると1―2週間おきに起きる。秋に採っておいた食物を食べ、また眠る。暖かくなるにつれ、顔を出す頻度が増してくる。山に春が訪れると登山道などを歩いたり、ヤマザクラの木の枝に登るなど、愛らしい動きを見せる。

 函館市内は6日午後に積雪はゼロとなったが、巣の付近には雪が残っている。シマリスは時折吹き付ける雪を顔に受けながらしばらく外を眺め、巣に戻った。

提供:函館新聞社

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