児童の力作ずらり…文雅堂・YWCA造形教室作品展「ドリーム・チャイルド」

2007/2/7
 函館市内で図画工作活動を展開する文雅堂・YWCA造形教室(田辺三知子講師)の作品展「ドリーム・チャイルド」が11日まで、文雅堂ギャラリー(同市杉並町20)で開かれている。版画や水彩画など、園児や児童計35人の作品約130点が並ぶ。

 ことしで17回目。作品は、約半年かけて制作した。小麦粉のりと紙・紙粘土で作った鬼のお面は表情豊か。「怖い鬼を想像しながら作ったけれど、出来上がりは優しくなってしまった」と苦笑いする子も。つぶらな目や先の丸い角などが愛らしい。版画は線の繊細さが特徴のシルクスクリーン版画。塚本純一郎君(函館柏野小5年)の版画作品「ぞう」は、明るい茶色の色を使い、像の皮膚のシワを巧みに表現している。「夢」を製本した漫画で紹介するコーナーも。来場者は「子どもならではの発想だね」などと、笑いながら作品を楽しんでいる。

 田辺講師は「みんなで一生懸命に取り組みました。愉快な作品ばかりです」と来場を呼び掛けている。

 11日の午後2時半からは、函館ギタースクールの左信悟さんによるアコースティックギターライブも行われる。

提供:函館新聞社

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