「地域6次産業・ブランド化構想」策定…桧山地域活性化戦略会議

update 2007/2/7 12:13

 【江差】桧山地域活性化戦略会議(座長・武内良雄桧山支庁長)は6日までに、管内を代表する三平汁などの郷土料理を活用した、加工食品の開発や飲食店・宿泊業者によるメニュー化などを柱とする「桧山地域6次産業・ブランド化構想」をまとめた。

 「6次産業」とは、農林水産などの1次産業、食品加工業など2次産業、旅館・ホテル事業者など3次産業の連携や相乗効果で、地域資源を生かした総合産業を育成する構想。

 管内には、特産のスケトウダラの三平汁、クジラ汁、ゴッコ汁などの鍋料理、かたこもち、こうれんといった菓子類、管内独特の豆漬け、飯ずしなどの郷土料理が豊富にある。

 同構想は、郷土料理や地場産食材の活用、ブランド化に向けて(1)地元業者によるレトルト食品などの加工品開発(2)飲食店・宿泊業者によるメニュー化と料理提供―を目標に掲げ、八雲町熊石地区を含む桧山地域全体で各産業分野が連携を深めるよう呼び掛けている。

 構想実現に向けては、桧山支庁を中心に企業、農漁協、商工団体などによる「ひやまの郷土食を食べてもらう会(仮称)」を設置。同会では、汁料理、菓子の2分野を中心に、地場産食材の調達や調理法の研究、イベントを通じたPRなどの取り組みを進める。

 また、同構想の効果的な実現やPRに向け、同支庁は3月中旬、旅行代理店や旅行情報誌の担当者をはじめ、地元の宿泊施設、飲食店、菓子店、食品業者などを招き、料理の試食や専門家のアドバイスを聞く「ひやまの郷土食・試食会」を江差町内で開く方針だ。

提供 - 函館新聞社



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