道議選函館市区・大日向氏が出馬表明

2007/2/5
 元函館市議で社会福祉法人理事長の大日向豊吉氏(56)は4日、市内で行われた後援会臨時集会の席上で、4月の道議選函館市区(定数6)に立候補することを正式に表明した。自民党に公認申請中だが、公認されない場合は保守系無所属で出馬する意向。同区は現職6人、元職と新人3人の出馬となり、自民・保守系では4人目の名乗り。

 大日向氏は「高齢化社会が進む中、老人介護の現場などで福祉に関する、さまざまな問題が噴出している。福祉の現場で働く人間として、行政に対してはっきり意見を言っていきたい。民間主導の福祉を進め雇用を拡大し、経済活動を活発化させたい」と訴えた。また「他候補に比べ出遅れた感はあるが、短期決戦で挑みたい」と意欲を見せた。

 大日向氏は1950年、函館市生まれ。法政大学経済学部(通信制)卒。市消防本部勤務などを経て、現在は社会福祉法人理事長として特別養護老人ホームなど3施設を運営している。87年から市議を3期務め、99年の函館市長選、2003年の道議選函館市区に出馬し、落選している。

提供:函館新聞社

ニュース一覧へ戻る



函館ニュースヘッドライン



(C)e-HAKODATE