大沼函館雪と氷の祭典が開幕

2007/2/4
 【七飯】第41回大沼函館雪と氷の祭典(実行委など主催)が3日、七飯町内の大沼国定公園広場で開幕した。4日までの2日間、力作ぞろいの雪像、氷像など50点余りが公開されるとともに、さまざまな催しが行われる。

 同祭典は1964年に「函館・七飯(大沼)・松前・江差」が国際観光ルートとして指定されたことを記念し、翌65年から始まった、道南の冬の一大イベント。

 初日は家族連れや観光客ら大勢の人でにぎわった。大沼湖から切り取った氷の板で造ったジャンボ滑り台は大人気で、滑り降りる子供たちの歓声が響き渡った。

 期間中、中雪像コンクールが開かれ、同町内や函館市などの8チームがそれぞれ高さ3メートル弱の雪像を製作。また、会場には人気キャラクターをモデルにしたオリジナル雪像などが並んでいて、来場者の目を楽しませている。

 今回は函館・大沼・噴火湾ルートがシーニックバイウェイに指定されたことを記念し、特設会場にキャンドルを設営。夜には「シーニックdeナイト」と称し、キャンドルをともした。

 最終日の4日は午前10時から大沼婦人会館でフリーマーケットが開かれるほか、午後1時には中雪像コンクールの審査発表と表彰式が行われる。

提供:函館新聞社

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