江差なべまつり開幕 多彩な鍋堪能

2007/2/4
 【江差】江差観光コンベンション協会(打越東亜夫会長)主催の「第7回冬江差“美味百彩”なべまつり」が3日夕、町立江差中学校グラウンドで開幕した。冬の江差を象徴する厳しい“たば風”の中、大勢の来場者が多彩な鍋料理を心ゆくまで堪能した。

 7回目を数える「なべまつり」には、同町内をはじめ、上ノ国町や松前町などから約30店が出店。「クジラ汁」や「ゴッコ汁」といった道南伝統の鍋料理をはじめ、青森県八戸市に古くから伝わる「センベイ汁」や秋田県を代表する「きりたんぽ鍋」、住民有志でつくる奥尻島元祖三平汁研究会による、こだわりの「三平汁」など、珍しい鍋料理が人気を集めた。

 3日夕は激しい風雨が吹き付ける、あいにくの空模様だったが、来場者は会場のビニールハウスの中で白い息を吐きながら、あつあつの鍋料理に舌鼓を打っていた。

 4日は午前11時から午後2時まで。鍋料理は1杯300円。抽選会もあり、鍋1杯につき抽選券1枚がもらえる。天候によって関連イベントの休止や変更もある。

 また、同日午後2時半からは、会場に近い町文化会館(茂尻町)で「江差郷土芸能フェスティバル」(同協会主催)を開催。江差追分、江差もちちきばやし、江差沖揚げ音頭、江差鮫(さめ)踊り、江差五勝手鹿子舞(ししまい)など、江差が誇る多彩な郷土芸能が披露される。入場無料。

 問い合わせは同協会事務局TEL0139・52・4815。

提供:函館新聞社

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