函館にユニ航空第1便…チャーター便

update 2007/2/2 14:37

 台湾から函館へ初の乗り入れとなる立栄航空(ユニ航空)が運航する国際チャーター便が、高雄空港から乗客137人を乗せ、1日午後5時ごろ、函館空港に到着した。同社の日本へのチャーター便は、函館便が第1便。函館巴(ともえ)太鼓の力強い演奏で幕を開けたセレモニーで井上博司函館市長は「ことしは雪が少ないのですが、今日はみなさんを歓迎するために降ってきました。十分に楽しんでください」と歓迎した。

 台湾と函館を結ぶ国際チャーター便は、エバー航空、中華航空、マンダリン航空に続き4社目。ユニ航空は、エバー航空の子会社で、昨年、日本への国際便運航の認可を受けた。2月は、高雄のほか、台中、台北から初便を含み39便(到着20、出発19)の運航を予定している。

 セレモニーには、市や経済界を代表し、井上市長をはじめ、沼崎弥太郎函館国際観光コンベンション協会会長、泉清治函館空港ビルデング社長、函館商工会議所の森川基嗣副会頭らが出席。空港の女性社員らから、ユニ航空の蘇宏義(スー・ホンイン)会長、機長、乗客の代表者に花束が贈られた。

 蘇会長は「函館は日本への就航地であり、最も多い寄港地となります。函館の観光地や食べ物は、台湾の客を魅了してやまないと確信しています」と謝辞を述べた。乗客には中国語版の観光パンフレットや、イカの珍味が配られ、約4時間のフライトの疲れも見せず、笑顔でバスに乗り込んだ。

 台湾からのチャーター便は、昨年1年間で649便、9万4620人が利用。昨年7月に中華航空が新千歳空港を結ぶ国際定期便を就航させた影響で、函館への乗り入れ数は減少傾向に。今回、ユニ航空の参入により、台湾地域からの観光客の増加が期待されている。

提供 - 函館新聞社



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