1月の平均気温 江差で観測史上最高の1・2度

2007/2/2
 暖冬が続く道内では、1月の平均気温が全道的に平年を上回った。道南でも、江差町が観測史上最高となる1・2度で、平年より2・3度高かった。1991年の0・9度以来、16年ぶりに記録を更新した。

 札幌管区気象台によると、道内各地の1月の平均気温は日高管内浦河町で氷点下0・8度、十勝管内広尾町で同2・9度と、共に観測史上3番目に高い記録。函館は同0・4度で平年より2・5度高かった。

 今冬は太平洋の東側の海面温度が上がる「エルニーニョ現象」が発生。このため例年より暖かい空気が日本付近に入り込んでいる。道内への直接的な影響はないものの、低気圧が通過する際などに本州方面の暖かい空気が入り込みやすい状況となっている。

 2月も冬型の気圧配置は長続きせず、同気象台は暖冬傾向が続き、暖かい日が多いとみている。

提供:函館新聞社

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